2種類のブラケット装着方法
ワイヤー矯正で使用するブラケット(ボタン部分)を歯面に接着する方法は、ダイレクトボンディング法とインダイレクトボンディング法の2種類あります。
ダイレクトボンディング法
1歯ずつ直接ブラケットを接着する従来法です。口の中を覗き込みながら接着する必要があるため時間がかかります。また接着中は口をあけ続ける必要があります。取り付けの時間は約30分です。
インダイレクトボンディング法
歯の位置に合わせてブラケットを配置したトレーを口に装着し、一度に全ての歯にブラケットを取り付ける方法です。当院では歯科医師がCADソフトを使用して各患者様のブラケットを最適な位置に設定し、矯正専門の歯科技工士が院内の3Dプリンターでトレーを製作しております。取り付けの時間は約10分です。
手順 (インダイレクト法で下の歯にセラミックブラケットを装着)
1.歯のクリーニング
2.歯面処理
3.トレー装着
4.光照射
5.完成 (ここまで約10分です。インダイレクトボンディング法なら、精度を高めながら患者様の負担を減らすことができます。)